粒子線治療委員会

(五十音順)
委員長理事櫻井 英幸筑波大学陽子線医学利用研究センター
副委員長 出水 祐介神戸陽子線センター
委員理事長秋元 哲夫国立がん研究センター東病院
 荒平 聡子関東労災病院
 荒屋 正幸相澤病院陽子線治療センター
 有村 健メディポリス国際陽子線治療センター
 石川 仁筑波大学
 岩田 宏満名古屋市立西部医療センター名古屋陽子線治療センター
理事大野 達也群馬大学重粒子線医学センター
 沖本 智昭兵庫県立粒子線医療センター
 奥村 敏之筑波大学
 菊池 泰裕南東北がん陽子線治療センター
 塩山 善之九州国際重粒子線がん治療センター
 清水 伸一北海道大学大学院医学研究科
 篠藤 誠九州国際重粒子線がん治療センター
 白土 博樹北海道大学大学院医学研究科
 全田 貞幹国立がん研究センター東病院
 辻 比呂志放射線医学総合研究所重粒子線医科学センター病院
 中村 達也南東北がん陽子線治療センター
 中村 直樹国立がん研究センター東病院
 原田 英幸静岡県立静岡がんセンター
 晴山 雅人札幌禎心会病院放射線治療センター
 福光 延吉神戸陽子線センター
 村山 重行静岡県立静岡がんセンター
 脇 隆博津山中央病院

【活動状況報告】

粒子線治療委員会は平成26年12月に発足し、委員長として櫻井英幸(筑波大学)、副委員長に出水祐介(神戸陽子線センター、敬称略)が選出され、これまで活動を行ってきました。重粒子線治療については、すでにしっかりとした臨床研究グループ(J-CROS)がありますので、JROSGの粒子線治療委員会は、J-CROSとも連携をとりつつ、主に陽子線治療についての臨床試験を推進する委員会として活動しています。
現在、先進医療Aとして行われている粒子線治療は、統一治療方針に基づく全例登録事業を実施しており、2017年11月に1回目の厚労省への報告書をまとめました。また、多施設共同研究として後ろ向きに集積したデータを解析し、国際誌へ投稿しています。先進医療Bとして有用性を検証すべき疾患として、肝癌、肝内胆管癌、前立腺癌があり、これらの疾患では試験が開始されています。特に、前立腺癌では、JROSG泌尿器委員会(中村和正委員長)とともに、IMRTの前向き登録を同時に実施し、数年の後に治療結果を比較可能な状態を作りたいと考えております。

・前向き介入研究
「切除不能、局所療法不適の肝細胞癌に対する陽子線治療の多施設共同臨床試験」(研究責任者、白土博樹)
「切除不能かつ化学療法非奏功または不耐例の肝内胆管癌に対する陽子線治療」(研究責任者、櫻井英幸)
「局所限局性前立腺癌中リスク症例に対する陽子線治療の多施設共同臨床試験前立腺癌(中リスク)」(研究責任者、櫻井英幸)

・後ろ向き研究
「早期肺癌に対する陽子線治療の後ろ向き研究」
癌治療学会、放射線腫瘍学会などで発表の後、英文誌に投稿予定。
「前立腺癌に対する陽子線治療の後ろ向き研究」
癌治療学会、放射線腫瘍学会などで発表。英文誌に投稿(リバイス)中。

【今後の活動方針】

現在は、膵癌に対する陽子線治療の臨床試験を実施することが急務となっています。
粒子線治療は今後の放射線治療の中で、新しい役割を担う可能性を秘めています。放射線腫瘍学の発展のため、粒子線治療に興味のある多くの若手医師の参加を歓迎いたします。また、魅力ある臨床試験の実施のためと、多くの放射線腫瘍医、関連各科にもご協力いただく必要があります。
臨床試験の継続のためにかかる費用がなかなか取得できず大変困っています。会員の皆様、関連企業の皆様から、良いアドバイスをいただけたら幸いです。

 

2015年4月18日開催 議事録

2014年12月13日開催 議事録

2017年12月25日更新