NO:02-2016

JROSG小児腫瘍委員会活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構JROSG
会員各位

謹啓
時下の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
下記の通り、小児腫瘍委員会の活動をご報告いたします。

【小児腫瘍委員会】

委 員 長:正木英一(亀田総合病院)
委  員:伊井憲子(三重大学医学部附属病院)、淡河恵津世(久留米大学病院)、北村正幸(国立成育医療研究センター)、国枝悦夫(東海大学医学部)、権丈雅浩(広島県立広島がん高精度放射線治療センター)、櫻井英幸(筑波大学陽子線医学利用研究センター)、鹿間直人(埼玉医科大学国際医療センター)、関根 広(東京慈恵会医科大学附属第三病院)、副島俊典(兵庫県立がんセンター)、藤 浩(国立成育医療研究センター)

【活動報告】

JROSG小児腫瘍委員会として、小児がん臨床試験に参加しております。
その小児がん臨床試験の母体となる「特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCCG)」が、2015年6月20日のJCCG第1回通常総会を持って正式に発足し、当委員会は、JCCG放射線療法委員会として参画することとなりました。JCCGの方針や計画等を下記に紹介いたします。

◆特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ◆

  1. 事業実施の方針
    特定非営利活動法人日本小児がん研究グループは、小児がんの臨床研究を行い、その治療成績の向上をはかり患者の健康と福祉および生活の質の向上に貢献することを目的として、下記の事業を計画実施する。
    1. (1) 小児がんの臨床研究を行うための基盤事業
      (2) 小児がんの治療研究事業
      (3) 小児がんの診断、病態解明に関する研究事業
      (4) 国内外の小児がん臨床研究に関連する諸団体との連携事業
      (5) 教育・啓発活動等の事業
      (6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
  2. 事業の実施計画
    1. (1) 小児がんの臨床研究を行うための基盤事業
        小児がんに対して晩期合併症の軽減と高い長期生存率が見込める標準治療を確立するために、質の高い臨床研究の実施できる体制、すなわち、運営組織、データセンター、診断センター、検体保存センター、参加施設の研究支援体制等の整備を行う。
      (2) 小児がんの治療研究事業
        ① 血液腫瘍分科会
        ② 固形腫瘍分科会

    <治療研究推進のための専門委員会活動>
    下記の専門委員会を設置して、診断・治療・追跡の標準化や質の高い臨床試験を実施するための活動を行う。放射線療法委員会、画像診断委員会、外科療法委員会、長期フォローアップ委員会、造血細胞移植委員会、病理診断委員会、分子診断委員会、支持療法委員会、生物統計委員会

      (3) 小児がんの診断、病態解明に関する研究事業
        小児がんの診断、病態を解明するために病理・分子中央診断体制を構築するとともに腫瘍等の患者検体を保存して研究利用体制を構築する。
        ・小児放射線画像診断医による中央画像診断システムの構築
        ・バイオバンクジャパン(BBJ)のバイオバンク機能の整備:国立成育医療センターにある検体保存センターの安定かつ長期的に検体の保管・管理体制の整備
        ・BBJのゲノム解析基盤を活用したゲノム研究の推進
      (4) 国内外の小児がん臨床研究に関連する諸団体との連携事業
        ・小児肝がんにおけるCHIC共同研究の推進 ・胚細胞腫瘍におけるCOGとの共同研究の推進
        ・乳児白血病におけるCOG / Interfant ALL Groupとの共同研究の推進
        ・血液腫瘍分科会における国際BFM研究グループとの連携の推進
        ・Ponte di Legno ALL Working Groupにおける共同研究の推進
        ・Asia Viva Forumを通じたダウン症ALLにおける国際共同研究の推進
        ・リンパ腫におけるEICNHL(欧州小児非ホジキンリンパ腫共同研究グループ)との共同研究の推進
        ・日本成人白血病共同研究グループとの連携の推進
      (5) 教育・啓発活動等の事業
        小児がんの病態、診断、治療、予後等に関する情報を広く国民に情報提供する。ならびに、医療の質を高めるために医療関係者、支援者に対して教育機会を提供する。
      (6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業
        ① 機関紙、論文図書、ホームページ等による広報及び広告掲載事業
        ② ホームページ等を利用した広報及び広告掲載事業の実施

以上

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。
今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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