NO:02-2017

JROSG肺・縦隔腫瘍委員会の活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構JROSG
会員各位

謹啓 時下の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
下記の通り、肺・縦隔腫瘍委員会の活動をご報告いたします。
 

【肺・縦隔腫瘍委員会の活動報告】

委 員 長:永田 靖(広島大学)
委     員:早川和重(北里大学:前委員長)、有本卓郎(北見赤十字病院)、小宮山貴史(山梨大学)、江原 威(群馬県立がんセンター)唐澤克之(都立駒込病院)、奥村敏之(筑波大学)、大西 洋(山梨大学)、北本佳住(高崎総合医療センター)、久保亘輝(群馬大学付属病院)、小久保雅樹(神戸市立医療センター中央市民病院)、齋藤吉弘(埼玉県立がんセンター)、栄 勝美(岡山一心堂病院)、塩山善之(九州国際がん治療粒子線センター)、澁谷景子(山口大学)、高仲 強(厚生連高岡病院)、中山優子(神奈川県立がんセンター)、林 真也(藤田保健衛生大学)、平川浩一(嬉野医療センター)、松尾幸憲(京都大学)、木村智樹(広島大学)、板澤朋子(新百合ヶ丘総合病院)、高橋重雄(香川大学)、玉置幸久(島根大学)、辻野佳世子(兵庫県がんセンター) オブザーバー:萩原靖倫(神奈川県立がんセンター) 、高橋一平(広島大学)

【活動状況報告:調査研究や前向き試験の進捗】

*現在終了後の臨床試験
1.JROSG10-1(木村)
 現在論文投稿中
2.I期小細胞肺癌に対する定位照射調査研究(塩山)
 夏までに投稿完了予定

*現在実施中の臨床試験
1.JCOG1408(木村)
 ・症例登録は現時点で18例とはかどっておらず、一層の症例登録をお願いしたい。

*現在検討中の臨床試験
(1)小細胞肺癌完全寛解例に対する予防的全脳照射後の認知機能に関する観察研究(小宮山)
 ・4月にはドラフトを提出予定。
(2)小細胞性肺癌に対する線量増加試験の進捗状況(木村、高橋)
 ・データセンターに症例数のコンサルトを行う予定。
 ・4月JRS総会時の会議で症例数も含めたドラフトを提示する。
(3)III期進行非小細胞肺癌に対するinvolved fieldによる線量増加の有効性と安全性を検証する多施設臨床試験の提案(斉藤、工藤)
 ・継続審議中。
(4)間質性肺炎を合併した肺癌の放射線治療における急性増悪に関連する因子の探索のための全国調査(中山、萩原)
 ・アンケート調査結果を、次回4月の総会時委員会にて発表予定。
(5)非小細胞肺癌完全切除後の孤立性肺腫瘍に対する体幹部定位放射線治療の第II相試験(高橋重)
 ・データセンターに症例数のコンサルトを行い、4月JRS総会時の会議で症例数も含めたドラフトを提示予定。
(6)中枢性肺癌に対する体幹部定位照射の臨床試験(小宮山、大西)
 ・非ランダム化検証的試験を行う予定であるが、コントロールデータが必要で有り、現時点での標準治療である通常分割照射の後ろ向きアンケート調査を行う予定。
(7)肺癌CTVコンセンサスガイドライン作成プロジェクト(小宮山)
 ・リンパ節マップの論文はJRRでpublish済。
 ・CTVコンセンサスガイドラインについては、Mindsへの作成支援依頼を行う予定。

*本グループでは、肺・縦隔腫瘍関連の臨床試験を立案するのみならず、国内外の肺癌関連の最新臨床試験に関連する情報を共有し、各自の肺癌診療のレベルアップを目的としている。前回は肺癌学会時に開催し、次回グループ会議は医学放射線学会(4月)を予定しているが、肺・縦隔腫瘍の臨床試験・診療に関心のあるJROSGメンバーの参加を歓迎したい。

以上

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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