NO:06-2014

肺・縦隔腫瘍委員会からの報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構 JROSG
会員 各位

謹啓 陽春の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。下記の通り、肺・縦隔腫瘍委員会の活動をご報告致します。


【肺・縦隔腫瘍委員会委員の紹介】

委員長:永田 靖(広島大学)
委員:早川 和重(北里大学:前委員長)、江原 威(埼玉医科大学国際医療センター)、奥村 敏之(筑波大学)、大西 洋(山梨大学)、唐澤 克之(都立駒込病院)、北本 佳住(高崎総合医療センター)、木村 智樹(広島大学)、久保 亘輝(群馬大学付属病院)、小久保 雅樹(神戸市立医療センター中央市民病院)、小宮山 貴史(山梨大学)、齋藤 吉弘(埼玉県立がんセンター)、栄 勝美(岡山一心堂病院)、塩山 善之(九州国際重粒子線がん治療センター)、澁谷 景子(山口大学)、高仲 強(金沢大学)、中山 優子(神奈川県立がんセンター)、林 真也(岐阜大学)、平川 浩一(嬉野医療センター)、松尾 幸憲(京都大学)

【活動状況報告:調査研究や前向き試験の進捗】

*現在実施中の臨床試験

  1. JROSG10-1の進捗状況(木村)
    現在までにレベル3(60Gy/8fr)で9例登録(うち、広島大の1例は不適格)がある。
    ただし最近の症例登録数が少なく、今後10例目の登録があった時点ないしは本年5月までに登録がなく、レベル3のDLT 3例以下が確定する時点で試験は終了とし、解析する方向で合意。

*現在検討中の臨床試験
班会議において以下の臨床試験について検討中。

  1. 限局型小細胞肺癌に対する放射線照射線量増加法のランダム化第II相試験(CALGB 30610/RTOG 0538準拠)(永田)
    現在プロトコールをデータセンターの九州がんセンター下川元雄先生と調整中。
  2. I期小細胞肺癌に対する定位照射調査研究(塩山)
    既にプロトコールは完成し、九州国際重粒子線がん治療センターのIRBでは承認済。
  3. III期非小細胞肺癌に対するCBDCA+Nab-PTX+RT phase II試験(澁谷)
    現在プロトコールを作成中
  4. 肺・肝定位照射における国際共同研究(唐澤)
    現在IAEAと共同でプロトコールを作成中
  5. 小細胞肺癌完全寛解例に対する予防的全脳照射後の認知機能に関する観察研究(小宮山)
    現在プロトコールコンセプト作成中。脳神経グループの青山先生とも協議し、両グループの共同で行うことを予定

*本グループでは、肺・縦隔腫瘍関連の臨床試験を立案するのみならず、国内外の肺癌関連の最新臨床試験に関連する情報を共有し、各自の肺癌診療のレベルアップを目的としている。平成25年度には班会議を3度開催した(日本医学放射線学会(4月)、JROSG総会(7月)、日本肺癌学会(11月))。
肺・縦隔腫瘍の臨床試験・診療に関心のあるJROSGメンバーの参加を歓迎する。

以上


こちらの報告内容は、部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。
今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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