NO:16-2015

JROSG小児腫瘍委員会の活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構JROSG
会員各位

謹啓
 春暖の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
下記の通り、小児腫瘍委員会の活動をご報告いたします。

【小児腫瘍委員会委員の紹介】

委員長 :正木英一(亀田総合病院)
委員  :伊井憲子(三重大学医学部附属病院)、淡河恵津世(久留米大学病院)、北村正幸(国立成育医療センター)、国枝悦夫(東海大学医学部)、権丈雅浩(広島大学病院)、櫻井英幸(筑波大学陽子線医学利用研究センター)、鹿間直人(埼玉医科大学国際医療センター)、関根広(東京慈恵会医科大学附属第三病院)、副島俊典(兵庫県立がんセンター)、藤浩(国立成育医療研究センター)

【活動状況報告】

 JROSG小児腫瘍委員会として、小児がん臨床試験に参加しております。
その小児がん臨床試験の母体としての「特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCCG)」が発足しました。そのJCCGに対してJROSG小児腫瘍委員会が放射線治療委員会として参画しております。そのために、JROSG小児腫瘍委員会委員以外から多数の参画を得ており、2015.4.18JRS総会の際に副島先生主催の「小児がん放射線治療に関する話し合い」を行い、今後の方針を検討いたしました。

特定非営利活動法人日本小児がん研究グループ(JCCG)平成27年度事業計画として下記の事業を行うこととなっております。

(1)特定非営利活動に係る事業
  1. 小児がんの臨床研究を行うための基盤事業
    小児がんに対して晩期合併症の軽減と高い長期生存率が見込める標準治療を確立するために、治療、質の高い臨床研究が実施できる体制、すなわち、運営組織、データセンター、診断センター、検体保存センター、参加施設の研究支援体制等の整備を行う。データセンターについては、特定非営利活動法人臨床研究支援機構(NPO-OSCR)に委託して行う。厚生労働省がん臨床試験基盤整備事業に対してデータセンターを担当するNPO-OSCRから応募する。採択された際には、運営事務局およびデータマネジメントおよびローカルマネジメント人材支援の中央機能を整備する。固形腫瘍の臨床試験は、国立成育医療研究センタ―を原則中央診断施設・検体センター、データセンタ―として位置づけ、バンキング機能も付加して円滑かつ意義のある臨床試験体制を構築する。
  2. 小児がんの治療研究事業
    小児白血病、小児固形腫瘍(合わせて小児がん)に対して多施設共同治療研究を実施する。

<血液腫瘍分科会における研究の取り組み>
急性リンパ性白血病、リンパ腫、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、組織球症等の血液腫瘍性疾患に対して多施設共同の疫学・治療研究を実施する。
国際共同研究を推進する。→I-BFM-SG, EICNHL (NHL), Ponte di Legno Group (ALL)への参加、St Jude –Viva Forumへの参加とアジア国際共同研究の開始、JPLSG臨床試験の質の保証と教育を目的に登録施設の訪問監査を実施する。
臨床試験の実施は、厚生労働科学研究費補助金等の公的研究費の支援を得て行う。

<固形腫瘍分科会における研究の取り組み>
神経芽腫、腎腫瘍、肝腫瘍、横紋筋肉腫、ユーイング肉腫、脳腫瘍に対して多施設共同の疫学・治療研究を実施する。また国際共同研究を推進する。臨床試験の実施は、厚生労働科学研究費補助金等の公的研究費の支援を得て行う。

以上

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。
今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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