NO:27-2014

泌尿器腫瘍委員会の活動報告

特定非営利活動法人
日本放射線腫瘍学研究機構 JROSG
会員各位

謹啓 盛暑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。下記の通り、泌尿器腫瘍委員会の活動をご報告いたします。

【泌尿器腫瘍委員会委員の紹介】

委員長 :中村和正(九州大学)
副委員長:石川仁(筑波大学)
委員  :青木学(東京慈恵会医科大学)
理事秋元哲夫(国立がん研究センター東病院)
加藤弘之(群馬大学医学部附属病院)刈谷真爾(高知大学医学部放射線医学・医学部附属病院放射線科)河村英将(群馬大学重粒子線医学研究センター)
熊野智康(金沢大学医学部付属病院)小塚拓洋(がん研有明病院)
坂口雅州(日本大学医学部附属板橋病院)高山賢二(先端医療センター)
辻比呂志(放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院)
中村太佑(長崎大学放射線科)幡野和男(東京ベイ先端医療・幕張クリニック)
平塚純一(川崎医科大学附属病院)前林俊也(日本大学医学部附属板橋病院)
溝脇尚志(京都大学医学部附属病院)吉岡靖生(大阪大学大学院医学系研究科放射線治療学)萬篤憲(独立行政法人国立病院機構東京医療センター)

【活動報告】

JROSG泌尿器腫瘍グループでは、新たに、群馬大学河村英将先生、長崎大学中村太祐先生をメンバーに加え、現在19名で研究に取り組んでいる。

1)前立腺癌術後PSA 再燃(再発)に対する救済放射線治療及びアジュバンド術後放射線治療に関する調査研究
 2005年から2007年までの間に救済放射線治療またはアジュバンド放射線治療が施行された前立腺癌術後患者に対する調査研究を行った。250 を越える施設から、救済放射線治療 371 例、アジュバンド放射線治療 91例が集積された。東京慈恵会医科大学青木学先生、京都大学溝脇尚志先生が中心となり、現在論文化を行っている。

2)膀胱癌に対する放射線照射後の予後に関する調査研究
 膀胱癌の放射線治療の現状と予後に関する調査研究を行った。対象は2002年から2007年までに放射線治療が開始されたT2-T4aN0-1M0膀胱癌で、19施設より159例が集積された。日本大学 前林俊也先生が中心となり、論文投稿中である。

3)前立腺癌に対する放射線治療後の直腸出血に与える抗血栓療法の影響に関するコホート研究
 前立腺癌放射線治療症例を登録して、抗凝固薬、抗血小板薬の内服の有無による直腸出血の頻度を検証することを目的とし、まず後ろ向きの調査研究を行う予定である。

4)膀胱小細胞癌、前立腺癌非腺癌症例の放射線治療の予後に関する調査研究
 まれな膀胱小細胞癌、前立腺癌非腺癌症例の治療成績の調査研究を予定している。

5)前立腺癌他放射線治療症例でのAPC実施例の調査研究
 APC(アルゴンプラズマ凝固)の実施例についての調査研究を予定している。

以上

こちらの報告内容は、JROSGホームページ内の部位別専門委員会のページでもご確認いただけます。今後ともJROSGの活動へご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

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